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今世紀百物語

生きているのか死んでいるのか

この道しかないこと

みなさん覚えていると思いますが、3年前の政権交代のとき、安倍総理は「この道しかない」って言ったんです。
この道ってどの道かというと解釈は分かれるかもしれませんが、僕は「負債はインフレでぶっとばすしかない」っていう意味だと理解しました。そして、なるほどその通りだと本当に思い、覚悟を決めて賛成しました。

みなさんご存知のとおり、政府にはめっちゃ借金あるじゃないですか。
その原因って、社会保障費の増大じゃないですか。
そして、それって今後もどんどん増えるじゃないですか。
でも社会保障費の削減したら選挙に落ちるじゃないですか。
だから減らすことは政治的に不可能じゃないですか。
そしたら借金どんどん増えるしかないじゃないですか。
増税したら返せるかも知れないけど、それも政治的に不可能じゃないですか。
じゃあ返さないで支払停止かといったら、それも政治的にできないじゃないですか。
そしたらお金刷って返すしかないじゃないですか。
というか事実上いまそれしてるじゃないですか。
そしたら普通すごいインフレになるじゃないですか。
そしたら借金ブッとばせるじゃないですか。
一石二鳥じゃないですか。

そういうことだと、その道しかないと、そう理解したわけです。

でも、どうしてまだ、たいしてインフレになってないんでしょうか。
全く意味がわかりません。
意味不明です。

ネットでいろいろ見てみても、日銀が国債を買っても金融機関の日銀当座預金残高が増えているだけで市中にお金が流れていないのでインフレにならないのだ、とか、いや時差があるからこれからインフレになるんだ、とか、インフレになりかけると円が買われるので結局いいところでインフレが抑えされるようになってるんだ、とか、需給ギャップがどうたらこうたら、とか、定説が見つかりませんし、なるほどと思えません。

ど素人的な感覚としては、社会保障費の増大をまかないきれなくて返すあてのない借金をしている状態は自転車操業状態なので続くわけないような気がしますし、これを誰に対しても債務不履行せずにぶっとばすにはインフレしかないと思うんですよね。政治的に可能なのはこの道しかないと。
でも、これは問題は解決されなければならないというテーゼに囚われているだけのような気もするわけです。問題を解決しないままにしておくということも現実にはよくあることですので、それもありうるのかなぁという気もするわけです。インフレにならない説って結局そういうこと言ってるんじゃないかと思うわけです。

どっちにしろ10年後はサンディエゴに移住したいので、ちょっとずつドル預金しようと思います。