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今世紀百物語

生きているのか死んでいるのか

ポイントカードの事

どこへ行っても「ポイントカードはお餅ですか?」と聞かれる昨今ですが、ヨドバシみたいに10%とかならともかく、TポイントカードとかPontaとかnanacoとかって、付与されるポイントもけち臭くて大したことないし、自分の購買行動が分析されてマーケティングに利用されていると考えると何か癪だし、ポイントカードのせいで財布が膨れるのも嫌だし、時間と労力の無駄だわ、絶対要らないわ、と思っていたんです。

だけども、ポイントって、よく考えると現金みたいなもので、実際、金券に変えたり何だかんだすれば現金に変えることもできるわけじゃないですか。
で、現金だとしたら、たとえ少額でも、大した金額じゃないから要らないわ、と断ることにはあんまりならないじゃないですか。少額だから別に要らないやと思っても、その人にあげるつもりでもらわないことはありますが、そうでなければ、もらわないんじゃなく、もらった上で募金でも何でもした方が、自分の思ったように使えたという満足感があるじゃないですか。
そう考えると、ポイントが大したことがないから要らないわ、っていうのは、現金が大した金額じゃないから要らないわ、と言っているのと同じくらいもったいないことのように思えてきたんですよね。

そう思って2か月ほど前に、TポイントカードとPontananacoを一気に作ったんですが、作ってみて気付いたのは、Tポイントって色んなことで貯まるんだってことです。
TSUTAYAは全く行きませんが、ファミマに行っても貯まるし、自販機でジュース買っても貯まるし、ホテルに泊まっても貯まるし、ガソリン入れても貯まるし、出前頼んでも貯まるし、レンタカー借りても貯まるし、銀行口座を持ってたりATMを使ったりしても貯まるんです。

もうこの勢いだとラーメン食べてもマッサージ受けてもTポイント貯まるんじゃないだろうか、と思ったら、本当にTポイントが貯まるラーメン屋やマッサージ店もあるみたいで、ボケが思いつかないほど色んなことでTポイントが貯まります。

目的が行動分析なので、何をしても貯まるのはむしろ当たり前なのかもしれませんが、もうこうなったら、トイレに行っても、朝ご飯食べたり、テレビつけたり消したり、電車に乗ったり、職場に着いたり出たり、PC起動したりシャットダウンしたり、仕事中にネットサーフィンしたり、風呂入ったり、音楽聴いたりラジオ聴いたり、缶ビール開けたり、hulu見たりする度にポイント付与して欲しいです。
そうやって分析すれば、例えば、「20代から30代女性は平均すると1日のうち58分もトイレで過ごしている」とか、「実はhulu契約者の23%が風呂に入りながら見てる」とか、「ラジオを聴いている人の38%が実はテレビも同時につけっぱなしにしている」などいう衝撃の分析結果が出るかもしれません。
どう役に立つのかはもうひとひねり必要ですが。

Tポイントはデフォルトで個人情報が第三者提供されてますし、場合によっては過去の自分の行動がトレース可能になるので、プライバシー派には許せない存在かもしれませんが、経費にならないレシートは全て捨ててしまう自分としては、過去の自分の行動を証明できる方がありがたいですね。だって、ある日突然殺人事件の容疑をかけられても、Tポイント履歴でアリバイを証明できるじゃないですか。

そうして2か月ほどポイントを貯めていたら、気づいたら、nanacoが700ポイントくらい、Tポイントが1700ポイントくらい、Pontaは2000ポイントくらいになってたんですよ。

この勢いで、ポイント長者を目指したいと思います。