今世紀百物語

生きているのか死んでいるのか

自律神経失調症の事

その最中にいるときにはよく分からず,今振り返ってみて分かることなんだけれども,今年の1月か2月ころから身体が変でした。

客観的にはそれほど仕事に追い詰められている訳ではないんだけれども,精神的には常に締め切り直前の仕事に追われているような精神状態で,寝ても覚めても「あれしなきゃ,これもしなきゃ」と,戦闘状態的な,焦り続ける状態が続きました。

精神状態だけでなく,身体もおかしくなっていきました。「あれしなきゃ,これもしなきゃ」という焦った精神状態になると,それに伴って,心臓がドキドキドキドキと高鳴ってきます。心臓が高鳴ると,精神状態もますます緊張してきて,互いが互いを刺激し合ってスパイラル状態になるわけです。肩や背中にも力が入り,常に肩や背中がこった状態が続きました。マッサージに行ったりしましたが,良くなりません。

さらには,顔が非道くむくみました。顔がむくんでも太っているのと区別がつきませんので,他人からは「太った?」と言われ続けました。自分でも太ったんだと思っていました。実際太ったのもありました。しかし,太ってもぽっちゃりするだけですが,むくむとアンパンマンみたくなります。自分では,自分の顔は,ただ太っているだけじゃなく,アンパンマンみたくなっているのだと自覚できるわけです。
こんな状態にありながらも,「忙しいなぁ」「太ったなぁ」「むくんでるなぁ」「身体が辛いなあ」などと思いながら,解決の方法が見つからないまま過ごしていました。

 

4月ころになって,心臓のドキドキが酷くなってきたので,これはさすがにおかしいと思い,ネットで症状を検索した結果,これはいわゆる自律神経失調症だと言えそうだと思いました。とはいえ,自律神経失調症自体なんだかよく分からないもので,怪しげなサイトも沢山出てくるので,自律神経失調症だと言ってみたところで何の解決にもなりません。

 

そうこうしているうちに,GWになり,長期休暇に入りました。
根本的にじっくり休んだ方がよさそうな気はしていたので,休み前は若干無理して仕事を片付け,休暇に持って行く仕事は最小限にして,ひたすら休むことに集中しました。休暇の初期はなかなか変化は出てきませんでしたが,4日目,5日目,6日目ころになると,徐々に,心も体も少しずつ元に戻ってきているような気がしました。戻ったと思ったというよりも,あぁ,元々はこんな感じだったんだ,ここ数か月はおかしくなっていたんだ,と気づく感じでした。
それから,さらに,休むことに集中したところ,休暇が終わるころには7,8割くらい元に戻った気がしました。

 

GWが明けてからも,GW中のリラックスした精神状態が持続するように意識し続けたら,その後も,さらに元に戻ってきたような気がします。今は,肩は凝っているけれども,動悸もなく,ここ数か月はもしかしがら本当に危険だったのかもしれないと振り返ることができる程度にまで回復した気でいます。

 

心身が失調しても,その最中には自分ではその深刻さにはなかなか気づけないということが分かりました。
定期的に心身共に休みましょう。