読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

今世紀百物語

生きているのか死んでいるのか

「東京最後の異界 鶯谷」之事

事情により左足に体重をかけることができないので,ここ最近,座ってるか,寝ているか,どちらかばかりである。

これがまだあと3週間も続くことに真剣に思いを致すと本当に気が滅入ってくるが,それはさておき,体勢としては座るか寝るかしかないので,行動としては,「本を読む」,「ゲームをする」,「テレビや録画を見る」くらいしか選択肢がない。

 

そんな中,「本を読む」を選択し,鶯谷の本を買ってしまった。

以前住んでいた東京最強の町である小竹向原から地下鉄&山手線で20~30分で行ける鶯谷

鶯谷というと,口にしてはいけない単語のような感じ。

日常会話で「鶯谷」なんて出てこない。

日常会話で「鶯谷」という単語を発したら,何となく警戒されて敬遠されて孤立してしまいそうな感じ。

たとえ先週の日曜日に鶯谷に行ったとしても,そのことを他人に話してはいけないような感じ。

鶯谷行ってきた」と書くと「(意味深)」と追記したくなる感じ。

そんな鶯谷についての本があるということで,買ってしまった。

 

東京最後の異界 鶯谷

東京最後の異界 鶯谷

 

 

序盤,なぜか,正岡子規がどうしたとか,林家三平がどうしたなどといった著者の一人語りが続き,お前誰だよ感がプンプン漂っていた。

けれども,それはボケに過ぎないことが後から分かった。

 

序盤が終わると,ようやく本題に入る。

鶯谷といえば韓デリと人妻だという話になり,まずは韓デリの体験者の話や自らの体験談があーでもないこーでもないと続く。まとめてしまうと,みんな板野友美みたいな顔だが,若くて可愛いく,満足度も高く,とても良いということらしい。

一番印象に残ったのは,韓国の若い人はほとんどみんな湯船に入らずシャワーで済ますらしいという話。風呂に浸からないで生きているなんて信じられない。自分なんてたかだか10日ほど湯船に浸かっていないだけでもうノイローゼ気味なのに。日韓は風呂文明を共有しておらず,韓国は意外と遠い国なのだということが分かった。

この韓デリの章の終わり方は,読んでのお楽しみなどと言うべきものじゃ全くないけれども,とにかく大変よかった。


そして次に人妻の話に進み,鶯谷界隈で大いに活動している人妻の話があーでもないこーでもないと続く。

しかし,個人的にそれほど興味がないからか,あまり印象に残る話はまだ出てきてない。

 

今まだ人妻の話の途中までしか読んでいないので,読み終えてさらに発見があったら,この話の続きを書こうと思う。