今世紀百物語

生きているのか死んでいるのか

泥温泉で有名な台湾の温泉地=関子嶺温泉に行く事



2012年5月15日,日本統治時代から有名だったらしい関子嶺温泉に向かう(台南から)。

まず,台南站から嘉義站へ向かう。
(※站=駅)

10時07分台南発の區間列車に乗ったところ,意外と時間がかかり,11時20分くらいに嘉義站に着く。
(※區間=一番遅くて一番安い列車)

嘉義站から中山路を歩くと,嘉義客運のバスターミナルがある。
ネットで検索すると中正路と書いてあるのが出てくるが,中正路ではなくて,中山路。
(※嘉義客運=嘉義交通的な?)





嘉義客運のバスターミナルはこんな感じ。





ここで,「關子嶺」行きのバスに乗る。
10時,11時,12時・・・,と,1時間に一本くらいしかない。


料金は,全票が81,半票が41
※全票=大人
※半票=子供


バスは,バスに乗るときに料金を支払う。
乗るときに運転手に「カンツーレイ」と言うと,手許の何かを操作して,料金箱の上の小さなディスプレイに81圓と出る。
100札しかないと言うと,外で両替しろとのこと。
バスの中では両替できない。
バスターミナル内の服務台で100圓札を出すと,小銭に両替してくれた。
※服務台=サービスカウンター的な? 

帰りも小銭を用意するよう注意しないといけない。

バスに乗ると,途中,ラッパのマークではない正露丸の看板が見える。



それからさらにしばらく走ると,関子嶺温泉へようこそ!的なアーチが見えてくる。


それからまだ行く。
狭い山道をくねくねと登り,その先に,ようやく関子嶺温泉が現れる。

バスを降りたあたりはこんな感じ。



少し上っていくと,関子嶺統茂温泉会館が現れる。
 
さらに上っていくと,儷景温泉會舘が現れる。



そのさらに奥に行くと,景大渡假莊園が現れる。






こういう小道を上っていくと,着く。

ホテル内のフロントで,溫泉(うぇんちぇん)!と言うと,理解してくれた。
350圓だとのこと。高いね。
なんと,バスタオルが着いてこない。持参しなければ,買うしかない。

支払ってチケットをもらい,庭の方に行く。
途中,宿泊用ヴィラがいくつもある。
こういうところで湯治も悪くなさそう。

階段を下り,入口へ。

おばあちゃんにチケットを渡し,指示する方向へ進む。
シャワー付き更衣室が並んでいるので,その1つに入り,水着と水泳帽に着替えて,いざ温泉へ。

・・・プールみたい。
男女は別れておらず,露天風呂がいくつかある。
高温の池と中温の池があり,高温がさらにふたつに分かれている。
最も高温が42度,次の高温が39度,中温は37度くらい。
中温になってしまうと,冷めかけのお風呂か,温水プールみたい。ちょっと肌寒い感じ。
日本人的には高温42度が最も風呂らしい。

温泉は泥温泉で,すばらしい。
一角に,泥を貯めた桶があるので,そこで泥をすくって身体に塗り,風呂に入る。

なかなかよろしい。


ひとっ風呂浴びると,14時半。
帰りのバスがたしか15時40分だと思い,統茂温泉でもうひとっ風呂浴びることにした。

下っていくと,統茂温泉がある。



中に入って,フロントで「溫泉」と言うと,「B1」と言われた。
そこで,地下1階に行くと,またフロントがあり,その先にカウンターがある。
カウンターで「うぇんちぇん」と言うと,おっさんが「あぁ?」と言う。
もう一度「うぇぇんちゅぇぇん」と言うと,おっさんがまた「あぁ??」と言う。
しかし,その隣にいた若い女性のスタッフが,「溫泉。OK。」と言う。
そして,あっちでチケットを買ってこいと言う。
B1のフロントに戻って,チケットを買う。300圓。景大より安い。
チケットを持ってカウンターに行くと,バスタオルをくれた。すばらしい!
さらに,おっさんが,おそらく「風呂上がりにB1フロントに行くとドリンク1杯サービスだよ」と,理解できない言葉で言う。すばらしいサービス。

奥に行き,更衣室で水着と水泳帽に着替える。
そして,更衣室を出て,温泉の方に行くと,なんと,男女分かれてる。
男湯の方に入ると,日本の温泉と全く同じような着替え場所がある。
そこにバスタオルを置いて,中に入ろうとすると,何と,中に,水泳帽のみを着用した男がいるではないか。

なんだ,水泳帽さえかぶれば,水着はいらないのか。

自分も水着を脱いで,水泳帽以外すっぽんぽんで,風呂に入る。

非常に大きな浴槽がどーんとある。
水質は,景大と比べて大分良い。泥の濃さが違う。
温度も42度くらいか。日本の風呂と変わらず,非常に気持ちがいい。

こりゃいいやと思って湯に浸かっていると,さらに2人の男が入って来た。
2人ともすっぽんぽん+水泳帽もかぶっていないではないか。
あれ,水泳帽もいらないのか?
裸に水泳帽という格好は非常に間抜けな感じがするので,水泳帽いらないのであれば取ってしまいたかったが,おっさん2人の姿を見て脱ぐのも嫌なので,水泳帽を着用したまま湯に浸かり続ける。

そしてしばらくすると,また2人組の男が入ってきた。
今度の2人は,何と,水着&水泳帽のフル装備ではないか。

一体どうするのが正しいのか。
きっとルールはないに違いない。
もし行くなら,自分が入ったときにたまたま他の人がみんな水着&水泳帽だったら何となく恥ずかしいので,とりあえず水着&水泳帽で行ってみるのがよさげ。

統茂温泉の地図があった。



景大と統茂では,統茂の方が圧倒的に良い湯だった。

関子嶺は,上に行けば行くほど施設が新しく,上に行けば行くほどお湯も薄くなっていくらしい。
そうすると,下の方にある関子嶺大旅社とかのお湯は,さらにすごいのだろうか。


温泉を出て,歩いてバスターミナルに向かう。

漢字から察するに,今日の山火事の危険度は最大級。


15時30分ころバスターミナルに着いた。
既に嘉義行きのバスが止まっている。
時刻表を見ると,15時40分発ではなく,15時20分発だった。
急いでバスに乗り,嘉義と言おうとして,「ちゃーぎー」と言う。
すると,運転手が「はぁ?」という顔をする。
唯一の乗客だったおばさんが,運転手に「嘉義じゃないか?」と言う。
嘉義の義は「ぎー」ではなくて「いー」だった。
そこで「ちゃーいー」と訂正し,81圓払う。
運転手が「嘉義」と言って,こちらの発音を訂正してくる。

そうしてまたバスに揺られること1時間程度で,再び嘉義站に戻ってくる。
嘉義站から台南站に戻り,「關子嶺溫泉に行く件」は終わり。