今世紀百物語

生きているのか死んでいるのか

何で言ってることそれぞれバラバラのデモが起きてるのかの事

先月から,若者がウォール街に集まってデモをやっていて,いっぱい逮捕されているらしい。
それで,その後,このデモが世界中に広まり,東京にも広がっているとか広がっていないとか。

東京のデモは,

「攻撃的なスローガンを掲げて特定の主義主張を訴えるわけではない。格差問題や政府の原発対応など、個々の参加者が普段感じている疑問や不満を訴えてほしい」と、テーマを貧困・格差から原発問題、漠然とした不満にまで広げることで参加者を募りたい考え (世界1400超都市に波及 東京呼応、貧困・格差や原発テーマ


だそうで,

複数の場所で「脱原発」や「格差解消」などの訴えが響き、参加者はプラカードやのぼりを掲げながら声を上げた (市民デモ、東京でも=「脱原発」「格差解消を」


ということらしい。

これだけ見ると,集まったはいいけれど,みんなそれぞれバラバラに好き勝手なこと言ってるだけで,不満や自分の考えをおおっぴらに言う大会なだけに見えてしまい,何のこっちゃという感じ。

もともとのウォール街のデモが何なのかを考えると,ウォール街という場所に,そこで働いてはいない人たちが集まったことからわかるように,金融業界の輩は経済めちゃくちゃにしながら億単位の報酬もらって,他方で我々は減収,ニート,フリーター…,この格差社会をどうにかしろ,という話だったのだと思う。

日本でも以前より格差社会になっているとは思うけれども。
理不尽に収入減,仕事がない,ニート,フリーター,等々,デモする側の人はいっぱいいるけれども。
相手方は誰なんだろうか。
日本で,ウォール街の金融業界でめちゃめちゃな儲け方している人たちに相応するような,デモのターゲットとなるような人は誰なんだろうか。

それとも,デモって,誰かに何かを要求して訴えかけるんじゃなくて,抽象的に世の中一般に対して,自分の単なる不平,不満,意見を表明して,自己表現,自己実現したり,議論喚起を試みたりするためにしているものなんだろうか。
そうだとしたら,あんまり切実さがないよね・・・。