今世紀百物語

生きているのか死んでいるのか

被災者が生活再建の原資をどこに稼ぎに行くか、の事

大震災と金融問題・根こそぎ破壊された地域経済
これから増える不良債権・復興資金への対応をどのような原則でやるべきか
――西村吉正・前早稲田大学教授(元大蔵省銀行局長)に聞く

http://diamond.jp/articles/-/11840

先週、震災直後の3月15日に仙台から札幌に来たという人から話を聞いた。自宅等の被害はさほどではないけれども、仕事がないから札幌に来た、とのこと。

上記記事によると、阪神大震災のときは、近くに大坂という大都会があったので、神戸から大阪へちょっと働きに行って帰って来れたりしたけれども、東北だと、そういう吸収力のある他地区は近くにないから大変、ということらしい。

確かに東北の日本海側に行ってもそういう場所はなさそうだし。
関東東京に行く人が多そうだけど、震災直後の関東の混乱っぷりを見ると、どうせ行くならもっと別のところに、という気持ちになる人も多いはず。
それ以上西へ行くと、あまりに遠い感じがする。
そういうわけで、札幌もさほど仕事がある訳ではないけれども、札幌という選択をして来ている人も他にもけっこういるのかも知れない。

夕張の選挙で、被災者を受け入れるとか移住させるとか言ってるらしいけれど、仕事がなければ生活をやり直すための原資が手に入らないんだから、仕事のないところにわざわざ行く訳ないんじゃなかろうか。夕張は、受け入れ体勢をあれこれ整えたのに誰も来ないで恥ずかしい思いをするのではないだろうか。