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今世紀百物語

生きているのか死んでいるのか

財産管理あるいは福祉信託の事、二

財産管理でも福祉信託でも、「で、何を?」となる。

例えば、不動産であれば、最も多くの人が持っているのは、持ち家だろうか。
持ち家があったとして、そこに住んでいるとき、処分するわけでもなく、ただ家が存在してればよいのだから、そのままにしてればいいだけであり、その管理を委任したり信託したりする必要はなさそうにも思える。

必要があるとすれば、ついつい処分してしまったり、誰かに勝手に処分されてしまったりしないようにしたい、という財産保全の要望があるときだろうか。

老いては子に従え、という古き良き言葉があるが、子が何やら難しい事を言って、住んでいる家の名義を変えるよう迫ってくるかもれないし、抵当に入れるよう迫ってくるかもしれない。あるいは、ハンコを持ち出して買ってに売ってしまうかもしれない。
そういう子に抵抗し切る気力体力や考える力があるだろうか。子を信じて子の言うとおりにした方か楽だし、子の言うママにしていれば滅多な事も起きないんではないだろうか。

そういうわけで、死ぬまで住もうと思っていた家を失ってしまうかも知れません。

そんな不安があるのであれば、土地建物は信頼できる人に託して名義も変えてしまって、自分が死ぬまで住み続けられるようにしてもらった方がいいかも。
そうすれば、子に何を言われても、自分にはしたくても何も出来ないのだから、抵抗することすら必要ない。