今世紀百物語

生きているのか死んでいるのか

シンガポール→ジョホールバル→マラッカ

朝起きて、MTRでマーライオンの写真を撮りに行く。

最寄り駅で降りると、通勤しているらしき人沢山。人の流れについていく。なんか近代的で巨大なビルがたくさんある。駅で降りてあたりを見ながらうろうろしていればマーライオンにたどり着くだろうと思っていたら、ビルいっぱいでどっちがどっちかよくわからず、しか もちょっと遠そうな雰囲気。シンガポールがすごいということはわかったので、マーライオンはもういいやと思い、バスターミナルまで行くことにする。MTR の駅に戻ると、男の人に道を尋ねられる。わからないと答えるとあぁ地元人じゃないのか、と。MTRで駅へ。駅にある地図を見て確認してから、少し歩いてク イーンズストリートバスターミナルに着く。着いたらいきなりおじさんが、このバス乗れ!という。ラーキンバスターミナル行きかと聞くと、そうだという。バ スのフロントガラスで確認すると、ラーキンって書いてある。いくらか確認すると、1.6シンガポールドル。乗る。少しして出発。出国のところで、あなたは 日本人ですか?と聞くのでそうですと答えると通れた。次にマレーシアの入国のところへ。すんなり入れた。ゲートを出ると、あやしげなおじさんたちがタク シー?と聞いてくる。バスだ、チケットもあるよ、ほら、というとすんなりいなくなる。

バスに乗ってラーキンへ。途中でガイドブックに載ってた、ジョホールバルの観光名所らしき建物が見える。きれいだが特に行きたいとは思わないので、通過でよかったや、と思う。
ラーキンに着く。バスチケット売り窓口がいっぱい並んでて、周辺ではおっさんたちが、バスの行き先を大声で連呼している。クアラルンプール!クアラルンプール!とか。おっさんの一人がどこ行くんだと聞いてくるので、両替だ、と言うと、なんだ両替か、両替はあっちだ、とか教えてくれた。ラーキンではいろん なものが売ってて面白いと何かで読んだのでうろうろしてみるも、そんなに面白いものは売ってない。

両替屋でリンギに変えて、マクドナルドで昼ごはん食べて、おっさんが声かけてこないかなぁと思いながらバスチケット売り窓口のあたりをうろうろしていると、おっさんが声かけてきた。

おっさん「どこ行く?」

自分「マラッカ。」

おっさん「あそこの窓口だ。」

おっさんに指示された窓口へ行き、バスのチケットを買い、バス乗り場へ行き、バスに乗る。マラッカへの道中、Slamat ・・・ cina! とか書いてある看板とかポスターとか旗とかを大量に見かける。たぶん中国正月おめ!とか書いてあるんだろう。マラッカ郊外のバスステーションに着く。ここ からマラッカ中心部へローカルバスで行こうとするも、難しくてどのバスに乗ればいいのかわからん。あきらめてタクシーを使うことにする。タクシー乗り場に 行くと、おっさんがタクシー?と。そうだ。どこへ行く?バスステーションの名前がSentralなので、centralとか言っても通じないよな、何て言 えばいいのやら、と考えていると、オールドタウンか?と聞いてきた。あぁスタダイスとかあるところはオールドタウンなのかとわかり、そうだ、と言って、タ クシーに乗る。30分くらい走る。けっこう渋滞している。道路狭い。建物は壁と壁がくっついててオランダくさい。スタダイスの目の前で降りる。地図をみ て、安宿が多いというあたりへ歩く。迷う。1時間くらい歩いてやっと着く。でもあんまりホテルの看板ない。すこしうろうろして宿を数件見つける。そのなか で、地球の歩き方に安宿として載ってたような気がする宿に入る。部屋をみる。ドアを開けると机と梯子みたいな階段だけ。3畳くらいか。階段を上るとまた3 畳くらいのロフトみたいな寝るところ。あと扇風機。いくらか聞くと16というのでオーケーと言う。宿のルールみたいなのの説明を受けて、荷物を置いて一休 みして、街をうろうろしてみる。スタダイスまで戻る。迷わなかったのでけっこうすぐつく。スタダイスの向かいに屋台みたいな店がある。行ってみると、かき 氷ににょろっとした変なやつが入ったものを売ってる。店の兄ちゃんが、挑戦してみないかと言う。これは何だと聞くと、氷とゼリーの食べ物だという。挑戦と いう言葉に誘われて買う。にょろっとしたやつはゼリーっていうよりうどん。うまいようなうまくないような。そのあとチャイナタウンへ行く。静かで特に何も ない。また戻ってうろうろ。スタダイスの奥の、博物館の向かいのとおりに観光客目当て風の出店がいっぱい並んでる。水に果物を漬けただけみたいな飲み物が うまそうなので、買って飲む。うまい。宿のあたりまで戻る。泊まってる宿がある通りの裏の通りにも宿がいくつかあるらしい。なんかこっちのほうが安そう。 中国風の食堂みたいのもいくつかある。宿に戻って休む。金土日の夜はチャイナタウンで何かあるらしいので、日が沈む頃にまた外出。チャイナタウンに行く途 中、セント・何たらはこっちですよという矢印が書いてあったので、いってみる。階段をかなり上ると、像があった。あぁこれがフランシスコ・ザビエルの像 か、と、見る。像の近くで暇そうなおっさんが暇そうに立っている。話しかけてくる。

おっさん「日本人か?」

自分「そうだ。」

おっさん「これはフランシスコ・ザビエルだ。」

自分「へー(知ってたけ ど)。」

おっさん「日本の東京か?」

自分「ちがう札幌だ。」

おっさん「おぉ札幌か。寒いだろ。」

自分「札幌知ってるの?」

おっさん「知ってる。行ったことはない。マラッカには何日居るんだ?」

自分「今日着いた。」

おっさん「マラッカ は好きか?」

自分「好きだ。」

おっさん「次はどこ行くんだ?クアラルンプールか?」

自分「たぶんそうだ。」

おっさん「クアラルンプールは高いぞ。」

自分「へー。」

おっさん「だから行かない。」

自分「ははは。」

おっさん「ここに来る前は?」

自分「シンガポールだ。」

おっさん「高いだろ。」

自分「高いね。」

おっさん「シンガポールは絶対行かない。」

自分「ははは。」

おっさん「マラッカは安いぞ。」

自分「へー。」

おっさん「あっちが海だ。」

自分「へー。」

おっさん「海のむこうはインドネシアだ。」

自分「そうだね。」

おっさん「インドネシアには行かないのか。」

自分「行かない。」

おっさん「私は行った事がある。安いぞ。」

自分「そうなんだ。」

おっさん「あそこにいっぱい家があるのがオランダ人が住んでた家だ。今は 中国人が住んでる。」

https://www.instagram.com/p/BNBqLdmDil_/

自分「へー。」

おっさん「それじゃあそろそろ行くよ。じゃあね。」

自分「じゃあね。あ、チャイナタウンってこっちでいいの?」

おっさん「いや、こっちから行った方が近い。すぐ着くぞ。」

自分「あ、そうなんだ。」

おっさん「チャイナタウンは大体7時からだな。でもあんまり早く行っても面白くない。8時くらいからだとベストだ。」

自分「今はまだ7時だね・・・、まあでも行ってみるわ。じゃあねありがとう。」

おっさん「じゃあね。」

 

おっさんと別れ、チャイナタウンへ行く。

https://www.instagram.com/p/BNBqnC_DHO3/

昼間とぜんぜん違う。神社のお祭りのよう。屋台がいっぱい。

みやげ物屋と、謎の食べ物屋。

いろいろ見ながら進んでいくと、広場みたいなところにステージが作られていて、そこでおっさんが歌ってるので、しばらく見る。

https://www.instagram.com/p/BNBr_nzDuLC/

カラオケ大会の模様。近くにあった日程表を見ると、中国正月に向けて毎日なんかイベントをやってるらしい。

何往復かして、台湾の肉とか書いてある店で串焼き肉みたいなのを食べたりとかして、そろそろ帰ろうかと戻ると、チャイナタウンの入り口のあたりで人だかりができてる。のぞくと、変なおっさんが真ん中でなんかやってる。しばらく見る。なんか棒の先に油をつけて火をつけたやつ を口に入れて消したり、トランプをぴゅーんと上に向けて2つ飛ばし、なぜか3つトランプが落ちてきたり。なかなか面白。でも1つ1つの芸の前振りが長い。

前振りを待ちきれなくなって、宿のほうに戻り、宿の近くにあったインターネットカフェでメールを送り、10時過ぎに宿に戻り、シャワー浴びて寝る。