読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

今世紀百物語

生きているのか死んでいるのか

考え方 Thinking Process (ザ・ゴール2の)

考え方 Thinking Process

(ザ・ゴール2の)

一 現状問題構造ツリー[何を変えるのか]

まず最初に、「様々な問題は、実は、1つまたは少数の根本的な問題の結果に過ぎない」という仮説を信じるべし。
(ここにいう様々な問題を好ましくない結果:UDE、根本的な問題をコアの原因とよぶ)
次に、そのコアの原因を探るため、次のプロセスをたどるべし。
1 好ましくない結果(UDE : Undersirable Effects)を列挙
2 好ましくない結果同士の因果関係を見つける(論理の媒介や他の条件も加える)
3 根本的な原因(コアの原因)を見つける

ex)

1 好ましくない結果(UDE : Undersirable Effects)を列挙

01 やることがない、02 英語の勉強ができない、03 試験の結果がわからない、04 自動車の勉強が必要、05 運動不足、06 法律の勉強をすべきか悩む、07 太る、08 もっと本を読みたいのに読めない、09 部屋の掃除と不要品の売却をしなければならない、10 経営の勉強をしなければならない、11 CSチューナアンテナを売却しなければならない、12 ノートパソコンが欲しい、13 就職の準備が必要、14 東京へ行くお金と準備が必要、15 試験に受かっていた場合の為の対策準備をしておいた方が良い、16 家を出たい、17 インターネットし過ぎ、18 家に居る

2 好ましくない結果同士の因果関係を見つける(論理の媒介や他の条件も加える)

「03 試験の結果がわからない」からといって直ちに、今「15 試験に受かっていた場合の対策準備をしておいた方が良い」とは限らない。試験に受かっていたとしても勉強しなくて大丈夫なら、試験の対策準備は不要だか ら。よって、「もし受かっていたら試験の対策準備が必要」という必要条件が加わる。
また、いま「15 試験に受かっていた場合の対策準備をしておいた方が良い」のは、発表後だと遅いかもしれないから。よって、「発表後に準備しても間に合うかどうか微妙」というのも必要条件に加える。
そうすると、
03 試験の結果がわからない
∩ (かつ)
a (とする) もし受かっていたら試験の対策準備が必要
∩ (かつ)
b (とする) 発表後に準備しても間に合うかどうか微妙

ゆえに

15 試験に受かっていた場合の対策準備をしておいた方が良い
となる。
記号で書くと、03 ∩ a ∩ b → 15。
他のも同様にやる。

15 試験に受かっていた場合の対策準備をしておいた方が良い

c 試験に落ちていた場合は試験対策は無駄なだけでなく、ほかのことをするための時間や頭の切り替えのことを考えると、有害である


06 法律の勉強をすべきか悩む
15 ∩ c → 06


03 試験の結果がわからない

d もし落ちていたら就職の対策準備が必要

e 発表後に準備しても間に合わない


13 就職の準備が必要
03 ∩ d ∩ e → 13


13 就職の準備が必要

f 就職には英語が有利


g 英語の勉強が必要
13 ∩ f → g

13 就職の準備が必要

h コンサルに就職したい

i コンサルへの就職にはある程度経営の勉強をしておいた方が良い


10 経営の勉強をしなければならない
13 ∩ h ∩ i → 10
  
13 就職の準備が必要

j 就職は東京となる可能性が高い

16 家を出たい


14 東京へ行くお金と準備が必要
13 ∩ j ∩ 16 → 14

14 東京へ行くお金と準備が必要

k 東京での就職活動はノートパソコンあると便利


12 ノートパソコンが欲しい
14 ∩ k → 12

14 東京へ行くお金と準備が必要

l 東京行きには引っ越しのための部屋掃除とお金集めのための不要品売却が必要


09 部屋の掃除と不要品の売却をしなければならない
14 ∩ l → 09

09 部屋の掃除と不要品の売却をしなければならない

m CSチューナアンテナは不要品


11 CSチューナアンテナを売却しなければならない
09 ∩ m → 11

03 試験の結果がわからない

n 論文試験は既に終わっている


01 やることがない
03 ∩ n → 01

01 やることがない

o 免許とれるのは今しかない


p 自動車学校に行くことにした
01 ∩ o → p

p 自動車学校に行くことにした


04 自動車の勉強が必要
p → 04
01 やることがない


17 インターネットし過ぎ
01 → 17
04 自動車の勉強が必要

q 自動車の勉強には意外と時間と精力をとられる

17 インターネットし過ぎ


08 もっと本を読みたいのに読めない
04 ∩ q ∩ 17 → 08

04 自動車の勉強が必要

q 自動車の勉強には意外と時間と精力をとられる

17 インターネットし過ぎ


02 英語の勉強ができない
04 ∩ q ∩ 17 → 02
03 試験の結果がわからない

r 試験結果が出るまでは家を出られない


18 家に居る
03 ∩ r → 18
18 家に居る

17 インターネットし過ぎ

q 自動車の勉強には意外と時間と精力をとられる


05 運動不足
18 ∩ 17 ∩ q → 05


05 運動不足

s 食事は十分過ぎるくらい摂っている


07 太る
05 ∩ s → 07

ところどころ強引だけど、ほんとは厳密に、誰もが納得するような因果関係をつくらなければならないらしい。




3 根本の原因(コアの原因)を見つける

2の結果をまとめると、



となる。
このツリーをみると、ツリーの根っこは03であり、いろいろな好ましくない結果の原因である根本的原因は、「03 試験の結果がわからない」という問題であって、これを解消することができれば、その他の好ましくない結果も解消できることがわかる。
根本的なコアの原因は、試験の結果がわからないことだった……。
そんなことははじめからわかっていたような……(とか言ってはならない)。


二 対立解消図(雲)[何に変わるのか]

(特にコアの問題の解決のために使うが、これ単独でも使用可能)
目的 ← そのためには… ← そのためには という風に書く

ex)
コアの問題(03 試験の結果がわからない) で雲を書くのはちょっと無理そうなので……
たとえば、「法律の勉強すべきかどうか」
今年度中 ← 論文受かってたらちゃんと最終合格する ← 法律の勉強をする
に社会復
復をする ← 論文落ちてたら就活する ← 法律の勉強をしない
この矢印のどれかを崩せば対立は解消されるので、どれかを崩せないかをひらめく。

ex)
たとえ落ちてたとしても法律を使う仕事に就くことにすれば、論文落ちてても法律の勉強は役に立つので、「論文落ちてたら就活する ← 法律の勉強をしない」という矢印が崩れるのでは!?


三 未来問題構造ツリー

二で思い付いたアイデアを実行した場合のデメリットを検証する
 もし○○ならば△△だ → △△ならば□□だ…
 これにより、未来に起こりうるデメリットを明らかにし、あらかじめ対応策を考えておくことができる(もし対応策がなければあきらめる)


ex)
もし法律を使う仕事に就くことにすれば、それは法務、法律事務所、公務員、他の資格をとる、のどれかだ

法務ならばやりがいあるかどうか微妙だ
法律事務所ならば鬱だ
公務員ならばやりがいあるかどうか微妙だ
他の資格ならばリスク高い

最初からやる気がないと、こういうやる気の無い図になる……。

仮に公務員もいいなぁと思ってるとしたら、

公務員ならば倍率が高く難しい

倍率が高く難しいならば受からないかもしれない

受からないならばますます駄目人間スパイラルに陥る

駄目人間スパイラルに陥るならば樹海に行ってしまうかも
そこで対応策:受かるように勉強頑張る
(使い方間違ってるかもしれない……自信は無い)


四 前提条件ツリー[どのようにして変化するか]

一番上に「ありたい姿」を書き、この状態が成り立つためにはどのような障害があるかを考え、その障害を避けるためにはどのような前提条件が必要かを考える。
 また、その前提条件が成り立つためにはどのような障害があるか、および、その障害を避けるためにはどのような前提条件が必要か、障害、前提条件……、という風に考える。

ex)
仮に公務員になることにしたとして、

公務員(ありたい姿)

難しい試験(障害)

猛勉強(前提条件)

勉強のためのお金がない(障害)

アルバイトをする(前提条件)

時間がない(障害)

短期間で高いお金を稼げるアルバイトを見つける(前提条件)
とか……。


五 移行ツリー

四で発見した前提条件が中間目標となるが、その中間目標を達成するために、何をどのような順序で行うかを考える。

ex)
四の例で行くと、公務員というありたい姿になるためになすべきこと(中間目標=前提条件)は、
・猛勉強
・アルバイトをする
・短期間で高いお金を稼げるアルバイトを見つける
これらをどういう順序でやるかを考える。
このとき、障害を取り除いてくれる中間目標を先にやらなければならない。
たとえば、いきなり猛勉強してはならない。なぜなら、猛勉強するお金がないという障害が取り除かれてないから(したくてもできないはず)。
まず、短期間で高いお金を稼げるアルバイトを見つけて、「時間がない」という障害を取り除いてからアルバイトをし、アルバイトをすることによって「お金がない」という障害を取り除いてから、猛勉強をする。
したがって、順番は、
1 短期間で高いお金を稼げるアルバイトを見つける
2 アルバイトをする
3 猛勉強をする
当たり前では……(などと言ってはならない)。


注意:当たり前だ常識だと思えるほど、正しいと信じる。

あとは、その順序どおりに行動あるのみ……。