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今世紀百物語

生きているのか死んでいるのか

Product Portfolio Management (わかりやすいマーケティング戦略の感想)

PacificClub Co.,Ltd.は、携帯電話端末、ポータブルハードディスクプレイヤー、電卓、ミニコンポを製造するメーカーである。
携帯電話端末の市場成長率は、まだまだ高いとする。
売上高は小さい。
また、携帯電話端末の市場シェアを、以下の通りとする。


携帯電話端末

順位
シェア
相対市場シェア
社名


No.1
40%
1.33
N社


No.2
30%
0.75
F社


No.3
20%
0.50
PacificClub





ハードディスクプレイヤーの市場成長率は、相当高いとする。
売上高はまあまあ。
また、ハードディスクプレイヤーの市場シェアを、以下の通りとする。


ハードディスクプレイヤー

順位
シェア
相対市場シェア
社名


No.1
55%
1.37
PacificClub社


No.2
40%
0.73
S社


No.3
5%
0.50
M社




電卓の市場成長率は、低いとする。
売上高は小さい。
また、電卓の市場シェアを、以下の通りとする。


電卓

順位
シェア
相対市場シェア
社名


No.1
70%
3.5
C社


No.2
20%
0.29
A社


No.3
10%
0.14
PacificClub社




ミニコンポの市場成長率は、やや低いとする。
売上高は高い。
また、ミニコンポの市場シェアを、以下の通りとする。


ミニコンポ

順位
シェア
相対市場シェア
社名


No.1
45%
1.5
PacificClub


No.2
30%
0.67
V社


No.3
25%
0.55
P社




ポータブルハードディスクプレイヤーは、売れてお金が入ってくるものの、まだ競争が激しいためシェアを維持するためのお金もかかるので、+−でいうとそれほど儲からない(花形)。
携帯電話端末は、市場成長率が高いので競争にお金がかかるのに、シェアが低いためお金が入ってこないため、儲からない(問題児)。
ミニコンポは、シェアが高くお金が入ってくる一方、市場成長率は低く競争にお金がかからないので、とても儲かる。
電卓は、シェアが低くお金が入ってこないものの、市場成長率が低く競争にお金がかからないため、+−でいうとそれほど儲かりも損もしない。



市場成長率は、時が経過すると低下していく。
したがって、時の経過により、丸は下にさがっていく。




花形には、「Hold!維持せよ!」
問題児には、「Build!構築せよ!」
金のなる木には、「Harvest!収穫せよ!」
負け犬には、「Withdraw!資金回収せよ!」
との呪文を唱える。




具体的には、
花形はそのまま金のなる木になるよう、シェアを維持するようにすればよい。
金のなる木はそのままでよい。
問題児は花形に育て、やがては金のなる木になってもらう。そのために、
金のなる木で収穫した利益は、問題児を花形にするために集中的に費やす。
そうすると、
花形はそのまま(やや左に移動)。
問題児は左に移動(シェア拡大)。
金のなる木はそのまま(やや左に移動)。
負け犬は売却され消える。



 さらにしばらく頑張ると、
問題児だった携帯電話端末がさらに左に移動し、ついに花形に!!
ポータブルハードディスクプレイヤーは金のなる木に!!




(ポータブルハードディスクプレイヤーが携帯電話端末より早く市場成長率が低下しているのは気のせい)

要するに、「選択と集中」、すなわち
「がんばらなくても儲かる部門(ミニコンポ)で儲かったお金は、がんばれば儲かる部門にできる部門(携帯電話端末)に集中投下しろ!」
ということみたいだ。

さて、このPPMは、全体と部分という関係のあるものすべてに応用可能と教科書に書いてある!!
そこで、僕の人生に応用してみたいと思う。